株式会社キャリアボット

株式会社キャリアボットは、日本の大学キャリア教育におけるパイオニアである株式会社岡崎人事コンサルタントの新規事業プロジェクトとして発足。2021年3月に株式会社化した新進気鋭の企業です。
AIやxR（クロスリアリティ）^※を活用した大学キャリア支援サービスを展開されています。
※AR・VR・MRなどの「～Reality」と呼ばれる技術の総称

「一人ひとりに合わせたキャリア支援を実現したい」という思いから「NURO AI CRM」をご活用いただいています。
導入背景や今後の展望について、同社代表の岡崎様に伺いました。

課題

顧客情報を取得することができていなかった 外資系CRMを導入するも、充分に活用できていなかった

解決

専用登録フォームで顧客情報の取得を開始 シンプルな操作画面で

御社の事業について教えてください。

AIやxRを活用したキャリア支援サービスを展開しています。
主な事業としては、キャリア支援特化型のAIチャットボット「CareerBot」を提供しています。設計やFAQ制作、オペレーターの専門性の高さを強みとしています。
また、東京女子大学と「VR模擬面接」を共同開発しました。カウンセラーと学生が場所を選ばずに遠隔でキャリアカウンセリングができるので、採用現場のイノベーションにつながると考えています。
最近ではチャットボットの他に学生たちと共同で製作したVtuber（雫澪-シズクミオ-）を活用したキャリア支援にも取り組んでいます。

今、特に注力されているサービスは何ですか？

新事業として、Z世代向けのショート動画制作サービスをリリースしました。大学のＤＸ推進の一環として、キャリア支援のための動画制作をサポートしています。
また、教育関係で初めて「インタラクティブ動画」を活用したサービスを開始しており、そちらにも力を入れています。

外資系のＣＲＭを導入するも充分に使いこなせなかった

どのような課題があって顧客（学生）管理に取り組もうと考えたのですか？

学生一人ひとりの状況を充分に見ることができていないと感じていました。就職活動やキャリアについては通年採用が増えてきており、キャリアのあり方が変わってきています。適切なサポートをする必要があるため、学生自身がどんな状況なのかしっかりと把握しなければなりません。

以前はどのように顧客情報を管理されていましたか？

外資系のCRMツールを導入したのですが、充分に活用することができませんでした。顧客管理で生産性を上げたいと考えていたのですが、入力項目が多すぎて逆に手間が増えてしまいました。

決め手は「シンプルさ」と「価格」

導入の決め手は何でしたか？

機能がシンプルで、外資系のツールと違って、使いやすい点に魅力を感じました。また、「まずやってみる」ことができる価格帯だったことも大きいです。今後のロードマップも含めてやってみようと思いました。

ユーザー学生は実は全国各地に。「驚きだった」

使い始めてみて効果はいかがでしたか？

就職ガイダンスに来ていた学生に対して案内したところ、40名程度の登録がありました。以前は匿名のSNSサービスでやり取りしていたメンバーなので分かっていなかったのですが、ふたを開けてみると全国各地の学生がいて驚きました。地域によって地域のコミュニティを作れるので面白いと感じています。

今後取り組みたいことはありますか？

私たちにできることは結局のところ就職相談・セミナーです。性別・地域などでターゲットを分けることでピンポイントのニーズにも応えられるセミナーができると思っています。参加した回数によってランクを付けて特典を設けられたらおもしろいかもしれません。

一人ひとりに合ったキャリア支援の実現のために

今後の目標を教えてください

最終目標は「一人ひとりに合ったキャリア支援を実現させる」ということです。取引先は大学なので、業務を行いつつ、生産性や就職率を上げていかなければなりません。そのため現在はAI予測分析に力を入れております。ソニーのAI予測分析ツール「Prediction One」を併用し、データをフル活用した就職支援も展開予定です。テクノロジーを活用して、ユーザーである学生とクライアントである大学の両者に価値を提供していきたいと考えています。

ありがとうございました！