EDCALとは?
EDCAL(エドカル)とは、各自治体が実施している学力調査のデータをAI分析し、生徒一人ひとりの苦手を可視化できるサービスです。CALC※を利用して各問題間の直接的な関係(因果関係)を推定することで、児童生徒一人ひとりのつまずきを可視化できます。
※CALCはソニーグループ株式会社の登録商標です。CALCは株式会社ソニーコンピュータサイエンス研究所が開発した技術です。
EDCALで見込める効果
自治体
- 学力調査データの有効活用ができる
- 紙資源の節約
学校・教員
- 過去も含めて、クラスの学力調査の状況を把握できる
- 生徒一人ひとりのつまずきを把握できる
- データを基にした保護者とのコミュニケーション
生徒・保護者
- 自分のデータを確認できる
- 目標設定、振り返り、自分の弱点を簡単に把握できる
- 保護者が子どものつまずきを把握できる
EDCALの特徴
特徴1
AIで分析した学力調査の
データを分かりやすく提示
紙で返却されるテスト結果では、管理が大変だったり過去のデータとの比較が難しいですが、一人ひとりのデータをWebで確認できます。
特徴2
生徒一人ひとりのつまずき
ポイントを見える化
不正解の問題が一目でわかり、復習すべき問題がわかります。
AIによる分析で不正解の問題間の因果関係が推定でき、問題同士が線で結ばれるのでつまずきを児童生徒自身が理解することができます。
特徴3
苦手克服を手助けし、
主体的に取り組む力を育成
自分の苦手なポイントを理解した上で、復習問題に取り組むことが可能です。
毎月の目標設定もでき、教員と児童で共通認識を持って課題克服に取り組めます。
導入事例
各実証校では、個別アドバイスシートの機能の1つである「月間目標」を活用して、学習効果を高める目標を設定し、児童生徒と教員が共通の認識をもって目標達成にむけて取り組みました。
その結果ほぼ全ての学習方略の値に向上がみられました。